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​10月6日 eurodoressage記事(和訳)

クリアウォーター号は競技を引退。オランダへ帰国。

インターナショナルのグランプリレベルで12年以上競技を続けてきたクリアウォーター号は、正式に競技から引退し、オランダに帰国しました。
クリアウォーター号は、デンマーク産のウォームブラット種で、父Carpaccio×母Limebrandの産駒。現在は日本の下田恒裕さんが所有しています。
素晴らしいピアッフェとパッサージュを併せ持つ、特徴的な鹿毛のセン馬で、馬術馬として国際的に豊富なキャリアを持っています。
デンマークの Sanne Henngsen で繋養され、Klaus Munkedal 所有の元で2003年、2004年ワールド・ヤング・ホース選手権に参加し、2004年にはデンマーク・ヤング・ホース選手権で6歳のチャンピオンとなりました。クリアウォーター号は2007年にインターナショナルのグランプリデビューを果たし、トリノのヨーロッパ選手権でデンマーク代表となりました。
その後、オランダの Ton Kies は、オランダにベースを置いて活動する、デンマーク人の Anne van Olst を乗せる為に、トリノ後にクリアウォーター号を獲得した。 彼女は2008年北京オリンピックでチーム銅メダルを獲得し、2009年と2011年のヨーロッパ選手権、2010年の世界馬術選手権大会、2012年のロンドンオリンピックでデンマークを代表を務めました。 彼らはまた、2011年のデンマークのグランプリチャンピオンでした。
その後、クリアウォーター号は怪我に苦しみ、しばらく競技を離れるが、2015年12月にCDI Roosendaal Indoorで25歳以下の若手ライダーの競技で先生として、Anne Van Olstの助手ライダーの Charlotte Fry を乗せて復活しました。このペアは Roosendaal の競技で2回優勝しました。 この頃にクリアウォーター号は日本人の注目を集める事となります。
そして、2015年12月末、クリアウォーター号は下田恒裕さんの息子の、下田晃裕さんが乗る馬として日本に売却されましたが、競技に出場したのは林伸伍さんでした。このペアは2016年の競技シーズン早くに切り上げ、2016年4月のCDI Hagen の後日本に向かい、2017年12月のCDI御殿場に出場しました。自由演技に選んだ交響曲は新鮮でフィット感があり、Hagne、Compiegne、Verden、CrozetといくつかのCDI競技で演技しこの曲は流れました。この馬の20歳の最終的な国際大会は、今年トライオンで行われた2018年の世界馬術選手権大会となりました。
 
「クリアウォーター号は老後を楽しむために今日帰ってきた。」と Anne Van Olst は話しました。 また、「この馬は私にとっては人生そのものであり、20歳のクリアウォーター号を私の元へ帰してくれた下田家、林伸伍さん、Norbert Van Laak さんにはとても感謝しています。 今では毎日、日常を楽しみ、私の若い女の子に乗り方を教えてくれます。」とも語っています。
 
あくまでこちらで和訳したものになります。
eurodoressage の英文の記事はこちらからご覧ください。
 
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